米糠酵素との出会い
サラブランは兵庫県三木市にある米糠酵素風呂「ぬか天国」の分家です。
私が「ぬか天国」の竹内忠司代表の元を初めて訪れたのが2013年。実はぬか天国にある、水に静電気をチャージする浴槽に興味があり訪ねたのですが、待合室にいた数人の女性が消え入りそうな声の女性を元気付けていたのです。
女性らはかつて医者に乳癌や子宮頸癌を宣告されたものの、竹内代表の米糠酵素風呂に救いを求め全快した方々。相手の悲しそうな女性は乳癌で全摘すべきかどうか、抗がん剤治療を受け入れるかどうかで迷いながら、それでも半信半疑で「ぬか天国」に来た人でした。彼女らは「安心して。全摘しなくていい。抗がん剤は絶対にやめて。ここで必ず治る」と自分らの体験を元に竹内代表の米糠酵素風呂の効果を説いていたのです。
体温を上げるとがん細胞は消滅するということなのですが、癌に限らず、体温を上げると免疫力が上がり、現代の難病・奇病も「自分自身の治癒力で」治ってゆくというのです。
2014年10月。共通の知人を介してふらりと私の仕事場、フリーペーパーの編集部を訪れた斉藤眸くん。その後話ははずみ彼と私は、竹内代表の元に弟子入り志願しました。
日本国内であれば「ぬか天国」から米糠酵素を仕入れて、設備さえあればすぐにでも始められるのですが、タイでは米糠の輸入規制もあり、何より米糠100%の米糠酵素風呂は維持が難しいため培養しても失敗する可能性が高いと思ったからです。
「世のため人のため米糠酵素風呂をアジアに広めて欲しい」という竹内代表の願いがこもった少量の竹内酵素は海を渡り、2015年9月にDACO編集部が所有するチェンライの土地で培養され、米糠酵素風呂を開始しました。2018年2月にサラブランがバンコクにオープンしました。
竹内代表の米糠酵素風呂「ぬか天国」はのべ9万人(2020年11月時)の方が利用しています。そこには生きとし生きるものを元気にしてやろうという思いの塊である微生物の生命エネルギーが渦巻いています。サラブランもその末席に連なっています。
(サラブラン酵素管理人・沼舘幹夫)
本家:
竹内商会 健康促進道場 ぬか天国
兵庫県三木市別所町下石野1309
0794-82-2686
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