好きなくせに
4カ月目の柴犬をたまに調教させてもらっています。マカという女の子です。
子鹿のようにかわいい。かわいいって言葉はマカのためにあるというぐらいかわいい。
調教といっても専門的に習ったわけではなく調教経験のある友人何人かに教えを乞い、柴犬調教についてのYOUTUBEを見て習性を学び、あとはマカの母犬になったつもりでときに咬むように厳しく、ときに舐めるように愛情をもって接しています。でもベタベタはしない。信頼と主従関係を構築するのが大事なのだとか。
散歩は調教の基本です。常に私の左側に寄り添って歩かせる。はあはあ興奮して先先と引っ張ろうとしたら短く叱咤の声を出して素早く首輪を右に引く。
散歩のときは常時マカに気を配るのだが、マカにはそう思われないように、気にせず堂々とただ目的地に向かって悠々と歩く演技をする。そうすると犬も落ち着くらしい。「キミのことなんか気にしていないよ」風を装う。なかなか頭の良い子で頭を上げてゆっくり姿勢良く歩くようになってきた。
そのことを飼い主のミーコさんに自慢げに伝えると「マカは、『ほんとは私のこと好きなくせに』と思っているかも」と言われた。せ、生後4カ月のくせに。冷やかされてちょっとドギマギしたぞ。
※写真はミーコさん撮影
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